皆さん、いもーれ!(奄美大島の方言でようこそ!)
どーも、しんたろーです!
今回は鉄腕ダッシュでも紹介された非常に大きな外来種のカタツムリ、アフリカマイマイを簡単にですが紹介してみようと思います。
世界最大のカタツムリ
南アフリカが原産で殻径が7から8㎝で殻高が20㎝ほどになる世界最大のカタツムリです。世界中に生息域を拡大し、日本の沖縄県や鹿児島県の奄美大島などでも増え続けているようです。
奄美大島ではアフリカマイマイの貝殻を背負ったオカヤドカリは結構見かけましたね。大きなオカヤドカリはサザエの貝殻を背負った個体もいたんですが、サザエよりも大きくて軽い貝殻なので、アフリカマイマイの貝殻は大きなオカヤドカリ達には人気があるようですね。

残念ながら奄美大島ではアフリカマイマイの貝殻は発見したんですが、まだ生きている個体を観たことが無いんです。夜行性みたいで日中は日陰などで眠ってるみたいですね。発見したら写真や動画に収めようと思ってるんですが、発見しても素手で触らない方がいいそうです。
何故ならアフリカマイマイには広東住血線虫などの寄生虫いる可能性がある個体もおり、もしもちょっとした傷口から寄生虫が体内に入ってしまうと最悪の場合は死に至ることもあるそうです。
沖縄県ではアフリカマイマイを触った小学生の子が亡くなった事もあり沖縄県などの学校ではアフリカマイマイを触ってはいけないと教えられるそうです。アフリカマイマイが野菜や樹木、コンクリートなど這いずった後を触るのも危険らしいのであふりかまいまいを見つけても個体に触ったり、その周辺を触らないように気をつけてください。
飼育や移動禁止!
このカタツムリは植物防疫法の有害動物指定となっており、沖縄県や奄美大島からの持ち出しは禁止、もちろん飼育も禁止されています。
農作物を食い荒らすようですし、寄生虫も持っているので危険ですよね。さらには1回の産卵で100~1000個の卵を産み、年間に何回も産むようなので凄まじい繁殖力はヤバイです!
(;゚Д゚)
アフリカマイマイは食べれる
実はアフリカマイマイは食用として日本に移入されたそうなので食べる事が出来るそうです。しかし寄生虫がいたため食用として利用されなくなったようです。
鉄腕ダッシュではアフリカマイマイを70℃以上の熱湯で十分に加熱することで寄生虫は死滅、シェフによって凄く美味しそうな料理になって食べられていました。ちゃんと調理すれば美味しくいただけるようです。
天敵がいる
アフリカマイマイには天敵がいてホタルや鳥、マイマイカブリなどカタツムリを好む生き物のエサになっているようです。
デカくて最強のカタツムリかと思いきや意外と天敵は多いようです。
アフリカマイマイの駆除
アフリカマイマイは農作物を食い荒らすので農業をされている方やガーデニングされている方、家庭菜園をされている方にとっては迷惑な害虫となっています。
アフリカマイマイを駆除するにはカタツムリやナメクジを駆除するための薬品を使用したり、湿った場所を少なくする、皿などにビールを入れて捕獲し、一般ゴミとして処分するなどの方法があります。
触らないように!
沖縄県や奄美大島に行くと見つかる可能性は高く、アフリカマイマイを見つけても触らないようにしましょう。人間の手のひらほどある大きなカタツムリのため、お子さんは触ってしまうかもしれません。なので触らないように伝えておいた方がいいでしょう。
もし触ってしまったら、しっかり石鹸で手洗いをする事を忘れないようにしましょう。それから最後にアフリカマイマイは食べられますが、絶対に生で食べるのだけは危険なのでやめましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。