クロコガネムシの飼い方と販売

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皆さん、いもーれ!(奄美大島の方言でようこそ!)

どーも、しんたろーです!


今回は比較的に身近で観れれるコガネムシ、クロコガネムシの飼育方法を紹介したいと思います。



体長は約2~3センチ程度で日本各地、中国などにも生息しています。小型のコガネムシで、近くで観察してみると意外とつぶらな瞳をしていて結構可愛らしいです。



本種は野菜類など食べ、農業に被害を与える恐れがあるかもしれませんが、特定外来生物や植物防疫法などで調べてみましたが規制の対象にはなってないようで、今の所は飼育は大丈夫みたいです。

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用意するもの

市販で売られている昆虫ケース、50センチ程度のプラケースなど、腐葉土、園芸用の土、落ち葉、朽木、霧吹き、エサ(昆虫ゼリー、野菜、雑草、クヌギ、ナラ、サクラの葉)


飼育方法

昆専用の飼育ケースやフタつきのプラケースに市販で売られている腐葉土や園芸用の土を厚さ15㎝程度敷きつめ、成虫がひっくり返っても起き上がれるように落ち葉や朽木・枯草・流木などを所々に配置する感じのレイアウトで良さそうです。


コガネムシは夜間に外灯など明るい場所へ飛び立とうとしますので、飼育ケースにはフタをしておいた方が脱走防止になります。


クロコガネムシは土の中で眠ったり産卵したり冬は冬眠することもあるので、土は入れておいた方がいいですね。

成虫は昆虫ゼリーやキャベツ、レタスなどの野菜類を好んで食べます。(昆虫ゼリーよりも野菜が好きかも?葉物野菜をよく食べていました。)


土が乾いたら定期的に霧吹きで表面を湿らす程度水分を与えるくらいの飼育で比較的に飼育は容易です。


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現在飼育しているコカブトムシに似ていますね。大きさも3センチ程度と変わらないんですが、クロコガネは胸の辺りに細かい毛があります。


眼が大きく、可愛らしい顔してます。


夏場の高温多湿には生き物は注意ですね。夏場は室内クーラーを使用しましょう。


温度:30度以上は注意

病気

クロコガネムシの病気については不明、高温多湿、エサ不足、水分不足、乾燥などに気をつけるくらいですかね?

繁殖

7月頃に繁殖期となり腐葉土や園芸用の土に卵を産みます。卵は数週間で幼虫が誕生します。幼虫は腐葉土や園芸用の土、植物の根などを食べて成長し、寒さが近づくと幼虫で冬をこすそうです。


約1年から2年ほどで成虫になります。

卵から成虫になるまでの期間が意外と長いですね。

(;´∀`)


雑草の根、ネギを好んで食べるようで、ネギを植えてもよさそう。ネギの仲間であるノビルは河川敷などに自生しているので、そういった植物の根っこを与えてもよさそう。根っこを好んで食べるならジャガイモ、サトイモなどもいいかもしれません。


入手方法

5月頃から7月頃まで雑草が生い茂る場所や農場、菜園、夜は街灯などに集まります。ルッキングで採集が可能です。


幼虫は菜園や農場など、花壇からも発見することが出来るみたいで、カブトムシの幼虫に似ていたりしますが、コガネムシの幼虫は背中で地面をはって動きます。カブトムシはお腹を地面につけて動きます。


注意
このブログでは簡単に飼育方法を書いているので、必ずしも書かれている内容で長期飼育出来るとはかぎりません。他にも参考になる飼育方法を掲載しているブログやホームページがたくさんあるのでそれらも参考にされてください。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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