皆さん、いもーれ!(奄美大島の方言でようこそ!)
どーも、しんたろーです!
今回はヒョウタンゴミムシの飼育方法を簡単にですが紹介していこうと思います。
おそらくオオヒョウタンゴミムシやナガヒョウタンゴミムシ、ホソヒョウタンゴミムシなんかも同じ方法で飼育は出来ると思います。
日本各地や朝鮮半島・中国大陸などにも生息していて、体長は約1.5mmから2mmほど、姿がチビクワガタやネブトクワガタに似ており、クワガタムシの仲間みたいな感じなんですけどクワガタムシではないそうです。
クワガタムシと同じ甲虫ですがヒョウタンゴミムシはオサムシ科になります。
成虫ではクワガタムシとの違いがわからなかったんですが、幼虫は全然違います。
ヒョウタンゴミムシは日本には数種類いるとされ、環境整備された場所では生息数が少なくなっているようです。
倒木やゴミなどが多い場所で発見していましたが、綺麗に掃除されてしまい全く発見出来なくなった場所もあります。
綺麗すぎる場所ではエサとなる昆虫なども減ってしまうためゴミムシも生きていけないのかもしれませんね。
飼育用意するもの
ヒョウタンゴミムシの飼育に必要な物は、昆虫用の飼育ケース、30㎝程度の水槽、プラケース、衣装ケースなど、腐葉土、海砂、園芸用の土など、水苔、落ち葉や流木、雑草、段ボール、バークチップ、ココヤシチップなど、霧吹き、エサ(ダンゴムシ、ハマダンゴムシ、ミミズ、ワラジムシ、ハエ、アリジゴク、チョウチョ、ウジムシ、ミルワーム、コオロギ、ゴキブリなどの昆虫類、キャットフード、ドッグフード)
ヒョウタンゴミムシ飼い方
飼育ケースに海の砂や腐葉土を敷きつめ、転倒しても起き上がれるように落ち葉や流木、雑草、段ボール、バークチップ、ココヤシチップ、水苔など、揃えやすいので構いませんで置いてあげましょう。
本種は日中は動いている事もあるんですが、土の中に潜っている事も多く、夜間にエサを求めて動き出しているようです。
1つの飼育ケースに複数飼育でも構いませんが縄張り争いが起きる事もあるそうなので、ある程度は広いスペース、隠れ家を用意してあげたほうがよさそうです。
※飼育してみたんですが共食いまで発展してしまうようなケンカは無さそうです。
(∩´∀`)∩
ただし小競り合いはありますね。エサの奪い合いなのかはわかりませんけど、直ぐに小競り合いは終わりどちらかが急いで逃げて行きます。
比較的に乾燥した場所でも見かける事があり、多少の乾燥には強いのかもしれません。
しかし水はよく飲むので、定期的に霧吹きで水分を与えてあげましょう。
本種は羽はあるようですが飛べないのかもしれません。
恐らくですが1年以上ずっと飼育ケースのフタをしてませんが全然脱走してません。
エサについて
ヒョウタンゴミムシとアリジゴクという昆虫も採集したんですが、アリジゴクはヒョウタンゴミムシに食べられてしまいました。
ヒョウタンゴミムシは生きた昆虫や死んだ昆虫を食べるようなので、飼育する際は小さな昆虫なども採集して与えてあげましょう。
ダンゴムシやミミズも食べてくれます。付近では小さなムカデやハサミムシなどもいたので、このような昆虫類も貴重な餌になっているのかもしれません。
またゴミムシと言う名前だけあって、捨てられているゴミにも集まるようです。
僕が飼育しているヒョウタンゴミムシは水で少し柔らかくしたキャットフードやドッグフードを食べている様子を観察することができ、「ひょっとしたら昆虫じゃなくてもキャットフードやドッグフードでもいいんじゃない?」って思いますね。
オオヒョウタンゴミムシなんかもこれらのフードは食べてくれると思います。
キャットフードやドッグフードを食べてくれるので生きエサを用意しなくても飼育が出来るので凄く楽になりましたね。
(ミミズもカッターで身を切って数ヶ所に置いてあげれば夜に食べている様子を観ることが出来ます!)
本種は寒い時期は越冬をするため、寿命は2から3年くらい?数年間は生きていけるようです。
蒸し暑い場所でも生存を確認することができ、38度ほどの気温の時でも湿っている朽木の下にいたので結構凄い昆虫です。
飼育温度:0度~35度?38度以下
ヒョウタンゴミムシ繁殖
夏頃には繁殖できるようで幼虫も土の中にいたり、エサを求めて砂の上を歩き回ります。
幼虫も成虫と同じような餌を食べてます。幼虫は動きもかなり俊敏で大き顎(アゴ)があり噛みつこうとしてきます。
日中でも動き回り、あまりの速さに少しビックリ!幼虫は土の中でサナギになるので、幼虫にも土は必要になります。
YouTubeもやってます。
成虫と幼虫を一緒に飼育出来るかは難しいところ、エサが不足していなければ恐らく一緒の飼育ケースで育てても大丈夫だとは思いますが、絶対安全とは言えませんので、不安な方は成虫と幼虫は別々の飼育ケースで飼育したほうが安全でしょうね。
ヒョウタンゴミムシ病気
ヒョウタンゴミムシの罹りやすい病気については不明です。
水不足や乾燥に注意したいですね。
ヒョウタンゴミムシ販売
ヒョウタンゴミムシの入手方法は種類によって生息場所が異なります。畑や砂場など砂の中にいるものや、夜間に砂の上をあるいていたりしています。
綺麗すぎる砂浜では姿を観ることは難しいです。綺麗な場所よりも少しゴミが散乱しているような場所の方が見かけます。
僕が運営しているドルドルではヒョウタンゴミムシを定期的に販売していますので、良かったらご利用ください。
またコメントにメッセージをしていただければ採集に行けるようでしたら採集に行きますので、お気軽にメッセージしてください。
注意
このブログでは簡単に飼育方法を書いていますので、必ずしも書かれている内容では長期飼育が出来るとは限りません。
他にも参考となるブログやホームページが沢山ありますので、それらの飼育方法なども参考にされてから飼育にチャレンジしてみてください。
逃がさないで!!
これから飼育してみたいと思った方もいると思いますが、外国産や他の地域の生き物を野外に逃がさないようにお願いします。
熱帯魚や爬虫類・両生類・昆虫などペットとして飼われている生き物が特定外来生物に指定されることが多くなってます。
特定外来生物に指定されると飼育したくても出来ない事にもなりますし、絶対に逃がさないように最後までお世話をしてあげてください。
もし飼育出来ない場合は誰かに引き取ってもらうようにしましょう。(オークションやジモティーなどで募集してみましょう。)
どうしても引き取り手が現れない時は可愛そうですが、殺処分で一般ゴミとして処分しましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。