サワガニの飼い方と販売

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今回は『サワガニの飼い方と販売』の話です。

皆さん、いもーれ!(奄美大島の方言でようこそ!)





どーも、しんたろーです!




今回は綺麗な渓流や小川に生息しているサワガニの飼育方法を簡単にですが紹介したいと思います。




サワガニは本州から九州にかけて生息するカニで綺麗な水を好み、一生を淡水で過ごします。地域によっては食用としても利用されることがあり唐揚げや佃煮で食べられるようです。


赤色も良いけど、こちらの色も良いですね。思わず「ほ、欲しい😊」ってなりますね。


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サワガニって、かわいいですよね。食べる事も出来るんですね。
(;゚Д゚)



※食べる事は出来るみたいですが寄生虫がいることもあるので、サワガニを調理する際はしっかり火を通して食べるようにしましょう。生では食べてはいけませんよ!




ペットとしても人気があり、飼育下でも繁殖をさせることが出来るそうです。色のバリエーションも豊富で、基本的な赤色や青色、茶色などの体色をもったサワガニがいます。アメリカザリガニと一緒でエサによって色を変えていく事も出来るのかもしれません。




日本には数種類いるようで、沖縄県や奄美大島などにいるようです。宮古島のミヤコサワガニやヒメユリサワガニなど一部のサワガニは県指定の天然記念物になっており採集は禁止になります。




天然記念物は死んでいたとしても採集はダメで、死んでいる天然記念物のゲンゴロウの標本を販売して逮捕された事例もあり、死んでいたとしても販売や保存、譲渡はダメみたいです。(違反すると罰金や逮捕されてしまいます。写真や動画で撮影するだけなら大丈夫だと思います。)




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photolibrary

サワガニって水の中にずっといるのかと思いましたが、雨の降っている時などは陸地で歩いている姿を発見することもあり、結構活発に陸上を歩いているようですね。




サワガニの飼育用品

サワガニの飼育に必要なものは、30㎝から60㎝程度の水槽や衣装ケース、ろ過装置、砂利、流木、朽木、石、水草、水温計、テトラコントラコロラインなどのカルキ抜き、夏場は熱帯魚用のクーラー、エサ(雑食性で落ち葉やミミズ、水草、熱帯魚のエサ、ザリガニのエサ、キャベツなどの野菜、シジミ、刺身、エビ、鶏肉)




サワガニの飼育方法

60㎝程の水槽に、砂利をいれ流木や朽木、石やコンクリートブロックなど手に入る物で陸地も作ってあげるといいでしょう。上の動画に映っているような場所に生息しているので、是非ご覧ください。




複数飼育が可能です。綺麗な水を好むようなので、ろ過装置を設置して、定期的に水換えを行いましょう。テトラコントラコロラインなどのカルキ抜きを使用した水や、カルキ抜きがない場合はバケツなどの容器に使用する量の水を入れ、数日屋外にさらしておくとカルキが抜けます。




PHショックで死んでしまわないように、水換えの時の水合わせは慎重に行いましょう。

弱酸性を維持してあげましょう。アルカリ性での長期飼育は難しいでしょう。




夏場の水温は25℃くらいに保つようにし、室内クーラーや熱帯魚用のクーラーを使ったり、外出で室内クーラーが使えない場合などは小さめの飼育ケースを発泡スチロールに入れ、500gの保冷材や2リットルの凍らせたペットボトルも一緒に入れておくのもいいでしょう。(朝から夕方まで低温をキープ出来ます。)





冬は寒くなると土の中に潜って冬眠するようです。冬眠させたくない時はパネルヒーター、サーモスタットヒーターを使用するといいでしょう。




サワガニのエサ

サワガニのエサについては、雑食性なので落ち葉やザリガニのエサ、金魚のエサなどを食べてくれます。

キャベツなどの野菜も食べますし、人工飼料も食べてくれますのでエサやりに苦労しません。

わからん時は、とりあえずミミズ入れとけば食べてくれます。




※水温:0℃から25℃以下
※水質:弱酸性から中性




サワガニの病気

サワガニの罹りやすい病気は水カビ病みたいです。水カビに感染するのを防ぐには水換えが大事なので、定期的な水換えを行うようにしましょう。(金魚に使用される水カビを防ぐメチレンブルーはサワガニには使用できるかわかりません。使用される場合は慎重に少しずつ、生体の様子を見ながら使いましょう。)




サワガニの繁殖

サワガニの繁殖は4月頃から6月頃に行われ、卵は親ガニが抱えたままで約1ヶ月すると稚ガニは親と同じ姿で産まれてきます。




モクズガニも渓流で見かけますが、こちらは繁殖期には海の水が混じる汽水域まで行かないと稚ガニが誕生しないんですが、サワガニは純淡水で問題なく繁殖が可能です。





稚ガニは落ち葉や水草、熱帯魚のエサなどを与えるといいでしょう。落ち葉は水の中に入った柔らかいものを飼育ケースに入れて置きましょう。




サワガニのオスとメスの見分け方は、お腹の形で確認出来ます。オスのお腹の形は細長い三角形をしていますが、メスのお腹の形は丸い形をしています。




共食いをすのかは不明ですが、産まれた親ガニと稚ガニは別々の飼育ケースに入れておくと安心でしょうね。




サワガニの販売

山間部の小川で採集したり、観賞魚ショップや食用としてスーパーで売られているところもあるので探してみてください。




小川の近くにある石の下にいる事がありますし、雨が降った後や川の近くにある湿った落ち葉の中にもいることがあります。寒い季節は水の中を探してもいないことが多いです。

九州でも6月下旬頃にやっと採集出来たので、採集するなら6月頃からがいいでしょうね。本州だと7月頃?




沖縄県や奄美大島のサワガニは採集が禁止されている種類もあるので、うっかり採集して罰金とかにならないように気をつけてくださいね!



ヤフオクにも出品されていることもありますので、ヤフオクで探してみてください。







注意
このブログではサワガニの簡単な飼育方法だけを紹介していますので必ずしも長期飼育が出来るわけではありません。より詳しい飼育方法が知りたい方は他のサイトの情報なども参考にされてからサワガニの飼育にチャレンジしてみてください。

以上で『サワガニの飼い方と販売』の話でした。




関連記事︰サワガニどこで買える?

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。



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